ネイリストとしての実務経験が長くなると、
「そろそろ違うお店で実力を試したい!」
そんな思いにかられるもの。
「転職のタイミングは?」
「月収の変化は?」
転職の基礎知識をつけてから、求人へ申し込むようにしましょう。
転職を考えるタイミングはいつ?
一つのお店で働き続けていたけれど、 「ずっとこのままでいいのかな?」 そんな考えが過ることもありますよね。
ネイリスト業界では、転職してスキルアップを目指す方が少なくありません。
求人を見ても、経験者歓迎の文字が多く並んでいますよ。
その一方で、転職理由に説得力がない場合、採用へ至らないケースも。
多く見られる例が、
「前職(現職場)での勤務経験が1年未満」
「転職したい理由が不透明」
というものです。
経験ありを名乗るなら、一つのサロンで最低でも1年、できれば2~3年の実務をしておきたいところ。
その上で、どうして転職を考えたのかを明確にします。
「技術やスキルをもっと磨きたい」
「今のお店では、収入が上がらない」
「管理職を目指したい」
など、思ったままをアピールしてOKです。
実力のあるネイリストは、いつでも採用したいのがネイル業界。
持っている資格や、得意なデザインなども、存分にアピールしたいですね。
転職後の収入はどう変わる?
別のネイルサロンへ転職を考える場合、多くの方が今以上の収入を求めるでしょう。
経営者側も、実力が分かれば、高めの給与設定で迎えてくれるはずです。
求人情報に載せられている月収は、20万円~30万円といった幅の広いもの。
これを、面接の中で、希望の金額へ持って行く必要があります。
「最低でも今以上!」 と考えるなら、直近3ヶ月以上の給与明細を持参しましょう。
採用者が考える、最低月収ラインが見えやすくなります。
目安としては、現状よりも月収2万円以上アップで、雇用されたいですね。
経験は財産。
今後長く勤めるためにも、目に見える形で、認めてもらうことが大切です。
立つ鳥跡を濁さず”を心がけよう
無数にあるように見える「ネイルサロン」 ですが、その多くがお客様やグループなどでつながっています。
転職を考えた瞬間、業務がおろそかにならないよう要注意! 面接に受かったらすぐ退社……ではなく、最低でも2ヶ月前には、退職届を出しましょう。
「後始末や引継ぎをきちんと終わらせる」 それだけで、かつてのお客様や同僚が、新店舗へ来店場合も気まずくなりません。
さいごに
転職には、メリットが必須。
「今よりも優れた技術を学べる」
「給与や休日面の待遇が良い」
「通いやすい立地にお店がある」
「お店の雰囲気が自分好み」
など、必ず現状より、良い職場にすることが重要です。
プラスαがあることで、毎日楽しく、やりがいを持って働けますよ。